2017/09/14
5日目9月11日、この日はまずTreatment of Inflammatory Periodontal Diseaseと題して
Dr. Markus B. Hurzeler, Dr. Joseph kan, そしてDr. Dennis Tarnowの3人の先生方により講演されました。
今回のような大きな大会では著名な先生がたの講演が一度に聴けるというメリットがあります。
世界中で講演をされている先生方の聴衆を魅了する話し方はそれぞれ個性がありますが、
すべての先生がもう少し聴いていたいと思う素晴らしい内容でありました。
ついで各会場に分かれての講演があり、
この日はPHIJのもう一人の指導者であるDr. Todd E. Scheyerと
Dr. George A. Mandelaris、Michael P. Mills, Hom-Lay Wangにより
Best Evidence Consensus for CBCT and Lasersが講演されました。
レーザー治療に関してはその効果に対してエビデンスが少なく、
専門家の意見も既存の治療方法と比較しても効果は疑問視されている。
しかし重度の患者さんに関しては症例によりやや効果がある場合もあるということでした。
Dr. Todd E. ScheyerはCBCTデータと専用の外科用ステントを使った
より正確なポジション誘導型ドリリングによるインプラント埋入の有用性について解説されました。
骨が薄く、隣在歯の近接した条件の悪いケースでのインプラント埋入部位に対し
より正確に安全に埋入される方法にインプラント治療の可能性の広がりを感じることができました。
講演終了後はPHIJのレセプションパーティがあり
マクガイアー先生やシャイアー先生による歓迎の挨拶があり、
参加者へのピンバッジ贈呈、今回のAAPへの個人参加のグループでは
このPHIJの参加人数がNo.1であったことが報告され、
参加者全員で喜びを分かち合いました。