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院長/スタッフ日記

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2012PHIJ ヒューストン研修5日目

2012/11/4


前日の手術の影響も夜中までは痛みもありなかなか寝付けませんでしたが、
朝には痛みも和らぎセミナー受講も問題なく受講できるようでした。
さすが専門医のトップであると思いました。
この日の午前のテーマは咬合と歯周病ということで
マクガイアー先生のオフィスに新しく勤務したジェミニアーニ先生により講義されました。
多くの文献により準備され、咬合力で歯周病が始まるのではなく、
活動性の歯周炎があると歯周組織の破壊が進むということ、
歯周病の咬合調整だけによる治療や予防的や診断のない調整、
ブラキシズムのための一時的な調整、咬合位置異常のための調整などは控えて、
まず歯周病の治療を優先的に行うことの重要性が挙げられた。
また、再生療法の前や術前に動揺を無くさなくては再生療法がうまくいかないことが挙げられました。
休憩の後、シャイアー先生によるインプラントのプロビジョナルレストレイションについて解説があり、
午後の実習について解説されました。昼食後、プロビジョナルレストレイションの実習が始まりました。
アストラ社の全面協力のもと、セメント固定とスクリュウ固定のプロビジョナルの製作が始まりました。
実際に説明用ビデオを実際の模型上で行うのは困難で受講生一同良い経験となりました。
セミナー最後の講義はマクガイアー先生による
診療所のマネージメントについてという題で行われました。
マクガイアー先生は歯周病診療のスキルも高いですが、
診療室のマネージメントについても造詣が深く、とても為になる内容でした。
これだけを聞くことだけでもここに来た意味があるように思いました。
診療室では常に笑顔でいること。患者さんやスタッフと良好な人間関係を築くこと。
自分のビジョンを見つけ、スタッフや患者さんと共有し、自分のキャリアに責任を持つこと、
本当にユニークであることを伝える、なぜ患者さんが来てくれるか考える、イメージを変える、
人間関係を維持する、リソースを集中する、自分の状況を知ることなど、
診療室を円滑に経営する必要なことが説明されました。
診療終了後はサティフィケート授与式でした。セミナーも終わり、
各自がリラックスした中、食事が進み修了書とピンが参加者に授与されました。
一回目はブロンズ、2回目はシルバー、3回目はゴールドと
回を増すごとにピンの材質がステップアップするシステムであることが伝えられました。
今回自分は2010年のPHIJから2回目の参加でしたのでシルバーになりましたが
やはりうれしく感じられました。
時間が過ぎるのを忘れるくらい楽しい時間が過ぎました。

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