痛みが出てからの治療は虫歯や歯周病の症状が進んで最悪、歯を抜かなければならないからです。
平成11年の厚生省の歯科疾患実態調査でも現在の残存歯(お口の中に残っている歯の本数)は
50~54歳で約24本
60~64歳で約20本
70~74歳で約12本
と年齢が進むごとに減っています。これはいままでの痛みが出てからの治療のみで、メインテナンスによる虫歯や歯周病のコントロールができていなかったためです。
歯科医師会でも8020運動ということで80歳でも20本以上の歯を残すためには、メインテナンスによる虫歯や歯周病の予防をすることが必要になってきています。