喫煙の習慣があると、歯周病が発症・進行するリスクは2~9倍に高まることがわかっています。 タバコは高血糖と並んで、歯周病を悪化させる2大危険因子といってもよく、タバコをやめなければ歯周病の治療を受けても、効果が得られにくい場合があります。 喫煙者では生体が本来もっている免疫のはたらきが阻害されるために、歯周病の進行につながるのです。喫煙者では免疫物質であるIgAや血液中のリンパ球の数が減少しています。 「歯周病と全身の関わり」より 発行 社団法人日本歯科医師会